○○○で釣る!
今日は我が家の公文の宿題への取り組み方についてご紹介します。
我が家の発達障害ブラザーズが公文を始めて丸3ヶ月が経過しました。
長男マリオ、次男ルイージ共に1日も宿題を休んだ日はありません(今のところは)
どうにかこうにか、
毎日やることを刷り込んでおります。
そう、例えるなら胡瓜に塩をすり込むような感じの毎日です。(地味)
もちろん小学校や幼稚園で疲れて、
帰宅後はグズグズ、、、、なんてことは
ザラであり、日常茶飯事であります_:(´ཀ`」 ∠):
そしてワタクシ、メミー船長こと、マリオとルイージの母が
この状態から必殺仕事人としてあれこれ頑張るのであります。
が、マリオの場合
学校の宿題&公文10枚って結構大変です。
声かけだけで出来るような子ではありません。
(私が毎回公文の教室でも隣に座ってサポートしているくらいですから、、、汗)
そこで頼りなるのは、、、
我が家では、コレですっ!
宿題の横に何か見えますか?
この日は
◎チョコ入りマシュマロ
◎金平糖
◎おしゃぶり昆布
です。
そう、おやつで釣るのです!!(ちょっと言い方がアレですけど汗)
これには理由があり、
次男ルイージが2歳の頃、自閉症の療育法で「応用行動分析」というプログラムを行ったところ大変効果がありました。
簡潔に言うと褒めて伸ばすやり方で、
望ましい行動や言動には褒美を与えます。
この褒美は「強化子」と呼ばれ、おもちゃ、スライムの様に感覚が面白いもの、シャボン玉等、その児童が食い付けば何でもOK。
我が家のルイージは、強化子にお菓子を使う事が多く、効果テキメンだったのです。
ここで皆さん
「うちもご褒美に、おやつはあげています」
というご家庭は多いと思います。
では、そのおやつはどのように選んで、どのように管理していますか?
我が家は、普段子ども達が食べるおやつとは別に「公文のおやつ」をあげています。
「公文のおやつ」は母である私が選び、
徹底して管理しているので子どもたちが普段触れなくて見えない所に保管しています。
子ども達は「公文のおやつ」以外にも自分で好きなお菓子を選んで食べるので、「公文のおやつ」は少なめです。
そして、「もう少し食べたい」と思わせる、足りないくらいの量にしています。
写真を見てお気付きの方もいると思いますが、おしゃぶり昆布は食用ハサミで小さくカットしています。
そして何より「公文のおやつ」は珍しいものであること。
チョコ入りマシュマロも
金平糖も
おしゃぶり昆布も、
今までのおやつには出した事はありません。
このおやつを10枚の宿題をやりながら、いつ食べるのか子ども達と決めて宿題に取り掛かります。
例えば3枚終わっておしゃぶり昆布を食べれば4枚目には口に昆布の味が残って美味しい状態で続けられますよね。
金平糖も口に甘さが残ります。
この日はマシュマロでしたが、
ポッキーやプリッツのような長いものは一口ずつ食べるルールです。(なので1本食べる頃には宿題はかなり終わっている)
もうスーパーのお菓子は食べ尽くしたというグルメなお子様ならスルメイカとかおつまみ系もおすすめ。
飲んだ事のないジュースやディズニーランドのお土産のかわいいクッキー、たまに頂くデパートのお菓子なども、すかさず「公文のおやつ」として活用します。
そして、
子ども達が学校や幼稚園から帰ってくる時間に合わせて
食卓のそれぞれの席に宿題、公文のおやつ、えんぴつをセットしておきます。
今のところは、コレでどうにか日々の宿題をこなしています。
その為私は常に珍しいおやつを探しています。
スーパーだけでなく
100均、ドラッグストア、おうちコープのチラシ等あらゆる所をチェックします。
そして管理もしっかりと。
沢山の種類を準備して、子どもが飽きない工夫を。
そう、とにかく飽きないように。
飽きさせない。
公文は単調で飽きるものです。
なので、飽きないもので釣る。
というわけで、我が家はおやつで誘惑しながら公文を頑張っているというお話でした。
皆さんはどうやって宿題に取り組ませていますか?
初めての進級テスト
先日、長男のマリオが公文で進級テストを受けました。
初めての事に対するハードルがものすごく高い子なので、
出来れば事前に告知してあげたかった、、、
先生〜!
頼みますよ〜!
(マリオが自閉症スペクトラムとお伝え済みですよねぇ)
長男、3A→2Aへのテスト。
開始時間を記入して、いざスタート!
、、、したものの、
マリオ「何で今日テストなの?」
「これ、どこまでやるの?」
「全部でどのくらいあるの?」と、
発達障害の見通しが立たない不安定さが炸裂しておりました。
そうだよなぁ〜
気になるよなぁ〜
と思いながら、私はサポートにまわります。
以前ブログにも書いたように
私は毎回教室内のマリオに付き添っているので、
簡単にテストの趣旨を説明して、
全部で、、、えーと、ペラペラ数えて、、、13ページだよ。
これは最後までやるよ。
時間はかっているからね。
遅いとダメなんだよ。
とやんわり説明し、
他に気を取られそうな時は
問題を読み上げたり、問題を指差ししながらテストを受けさせました。
で、結果。
満点でしたーーー!!!!
すごいすごい!!頑張った!(えぇ、私が)
時間は8分かかりましたが、マリオも頑張って集中していました。
先生にもお褒めの言葉と小さな賞状を頂いて、満足そうなマリオ。
この達成感を、この気持ちを忘れずにコツコツと進んで行って欲しいと思います。
2Aも頑張ろ〜!
ズンズンへの執着
公文をされている幼児さんは、
恐らく殆どの方がズンズンをやるのではないでしょうか。
ズンズンとは、公文の運筆プリントです。
算数をしている子は
算数のプリント+ズンズン、
国語をしている子は
国語のプリント+ズンズンという様に、
筆圧を上げる為に使う副教材のようなものです。
我が子の場合でもまず弟・ルイージが国語+ズンズンをやっていて、
そのカラフルさに魅了され、兄・ルイージが公文を始めました。
小学1年ですが、どうしてもズンズンがやりたくて、先生にお願いしてやらせて頂きました。
最初はカラフルで楽しいズンズンですが、
何回も何回も繰り返しやるのでズンズン地獄に陥り辛い記憶になってしまう幼児さんもいるようです。
我が家の場合は全く逆で
「ズンズンもっとやりたい!
ズンズンもっと下さい!」
という不思議な執着が起こりました。
1日10枚、取り憑かれているようにやりました。次男は1日に何十枚もやるので、ズンズンの宿題だけすぐになくなってしまいました。
公文の教室から帰ると、まずズンズンでどんな宿題が出たかを兄弟で見せ合い、
あーだこーだが始まり、
「〈つながってズンズン〉がやりたかったのに宿題に入っていない」
「僕も兄(or弟)のズンズンがやりたかった」
とか、必ず一悶着起こり、
泣き出し、収束までに時間がかかるようになりました。
(兄弟だからといって、宿題に全く同じズンズンが入っているわけではないのです)
ズンズン開始から1ヶ月経つと、
先生から「もうズンズンは充分やったから、来週からズンズンはナシにしましょう」と言われましたが
帰宅後に兄弟で「もっとズンズンやりたい!ズンズンなくなるのイヤだ!」と泣き出してしまい、
やむなく先生にズンズンを継続して頂いていました。
しかしズンズンがあると
どうしても集中力が途切れてしまい、疲れてしまいます。
そこで・・・
国語の4Aの平仮名なぞりに入っていた次男に
「この平仮名なぞりのココに、透明になったポコちゃん(ズンズンに出てくるキャラ)が隠れているんだよー!
透明だけど、ちゃんといるよ!
平仮名もズンズンと同じだね」
と言うと、ハッとした表情を浮かべた次男。
どうやら運筆が字を書くことに繋がっていると初めて理解したようでした。
あれだけ日々執着していたズンズンも、
この日を境に声かけ次第で1枚やれば気が済んだり、
全くやらなくても大丈夫になりました。
だって国語の平仮名に見えないポコちゃんがいるから!
とにかく4Aのうちは私も
「ポコちゃんいるね」(←ポコちゃんは透明という設定なので、割と乱用できました)
と声をかけまくり、ズンズンが終わったわけではなく形が変わったことを刷り込みました。
次男がズンズンに執着しなくなると、
長男もスッパリとズンズンをやらなくても大丈夫になりました。
今思うとズンズンとは兄弟で同じ教材になる機会が多かったので「競うツール」になっていた気がします。
恐らくそれは我が息子達が発達障害で、
こだわりが強い部分があり、
ズンズンがそれにひっかかったと言う事でしょう。
というわけで
公文開始2ヶ月で、兄弟揃ってズンズンは卒業となりました。
が、、、、、、
実は
突然「ズンズンやりたい!!!!!」と
癇癪を起こし、どうしようもない時のために先生にお願いして
兄弟それぞれ、ズンズンを数十枚ずつ頂いております。
コチラです。
先生「これはお家で保管して下さい。
ズンズンに対するほとぼりが冷めた頃、こっそり返して貰えればOKです」
という有難いお言葉と共に・・・・
ズンズン卒業からもうすぐ1ヶ月経ちますが、いまのところ上記の保管プリントには手をつけないで過ごせています。
でもたまに次男が
「あ〜、たまにはズンズンやりたいなぁ〜」と呟いているので、まだまだ気の抜けない日々が続きそうです。
以上、ズンズンへの執着というお話でした。
付き添い母さん
こんばんは。
前回は公文の教室での流れを可視化しました〜というのと、
最後にちょこっと
私(家ではメミー船長と呼ばれている。てか、船長って何?!メミーって誰なん(゚o゚;;?)
が、
「一緒に公文の教室に入って、子どもの学習をサポートしている」
という衝撃的な事実をお伝えしました。
しかも、主にサポートしているのは幼稚園年中のルイージではなく、
小学1年のマリオの方です、、、!
もう、衝撃ですよね。
私も書いていて衝撃がジワジワと心のひび割れに染み込んできました、、、オロナイン塗りたい。
事のいきさつは、今年の秋。
弟、ルイージが先に公文を始める事になり、
入塾テストの時に先生から言われたのは
先生「今はコロナ対策で先生がつきっきりで教材(プリント)をめくったり、切り離したり出来ない。
ルイージ君は1人でできる?このプリント切り離せる?やってみて。」
と、たとえ幼児でもプリントを1枚ずつ切り離し、先生の最低限の指示を聞いて問題を解くことが求められました。
ルイージは、どうにか出来ました。
先生「ルイージ君、スゴイね。年中さんだけど出来るね!これならお母さんの教室内での付き添いは2回もあれば十分。
1人で学習するようにしていきましょう。
お母さんは送迎をお願いしますね」
えぇ、
言われたんです。
2回って。
しかし、
付き添い2回目に兄・マリオを公文へ連れて行く事になり、そこで入塾テストをして、、、
体験学習をして、
マリオの発達障害の事も全て話して、
本入会して、、、
約2ヶ月半経ちますが、まだ付き添っています。
ちなみに、子ども達の通っている教室で親が付き添っているのは私だけです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
他の幼稚園の生徒さんも1人でやっています。
私も毎回手洗いして、
大人なのに先生にオデコにピッで検温してもらって入っています。
とにかく私が真横でサポート
(声かけ、問題を指さす、間違いを消して直させる、励ます)をしないと、
プリントが全く進まないんです!!!
気が散って、散って、散って、、、
足し算どころではないんですーーー!!(◎_◎;)
多分先生も薄々感じているはず、
「お母さんの付き添いが必要ですね」って。
いやでもしかし!
先生と他の生徒さんのやり取りを聞けたり、丸付けの先生の顔を覚えたり、良い事もあります。
教室内に入っている特権?を利用して、私も使える技を盗むぞ!
少しずつ成長して、
自分で勉強出来る様にして行こうね!
そして、
一番頑張るのは私、メミー船長です!
そんなわけで、
私の教室での付き添いはまだまだ続きそうです。
教室での流れを視覚支援化してみた!
教室は2ヶ所を見学し、
先生が自宅で開いている教室で、
指導者の先生1人、補助の先生は4人。
しっかり見て下さいます。
今はコロナの影響で、
このため兄弟2人で行ける枠が空いておらず、今は兄弟揃って週1回の通塾です。
教室では生徒さん達が集中してプリントをこなしており、
そして「次はどうすればいいの?」とヘルプを出す、通称「救助要求」は更に苦手なマリオとルイージ。
それなら視覚支援で作っちゃお〜^_^
と思い立ち、一晩で作り上げてパウチして、リビングに掲示したのがコチラです〜
デデン!!
想像を超える縦長感とブラインドが入っていますが、、、( ´_ゝ`)
先生のお宅に着いてから帰るまでの流れは、まとめられたと思います。
しかし、これを見た時の子どもの達の反応は薄く、、、(^^;;
しかーし!
公文に通い始めて約2ヶ月、
「次は100点シールはるよ」
「最後に先生に宿題貰うよ」
と教室で小声で教えれば自分で台紙にシールを貼り、先生に宿題の催促をします。
え、、、、
実は
わ、私ですーーーー!!!!
そうなんです、
実はまだ私が子どもと一緒に教室に入っていって、
付きっきりで指示出して(マリオに)、
声かけしているの(マリオに)ですーーー(T_T)
全ては、兄・マリオ(小1)のために、、、
もう、母さん献身しすぎて、
まだまだ頑張ってやるんだからっ!
と、この話はまた次回にでも続き書きます。
以上、教室での流れを、
公文スタートから今まで(ルイージ編)
2020年の秋から公文に通い始めた我が家の息子達。(兄→マリオ 弟→ルイージ)
前回のマリオ編に続き、今回は弟のルイージ編になります。
現在幼稚園の年中のルイージ。
近所の私立幼稚園に通っています。
ルイージにも発達障害があり、
マリオとは反対のコツコツ努力型。
2歳くらいからドリルにハマり、
ありとあらゆるドリルをこなしてきました。(恐らく発達障害特有のハマり方)
そんなわけで、
公文もやれば伸びて行けるかなと感じています。
幼稚園の登園は朝の9:30までに行けばOKなので、朝公文をやる事もあります。
自分から「今から公文やる〜!」と言ってくるタイプです。
1日にする公文は
国語10枚
国語の音読10枚
ズンズン10枚
の計30枚です。
なのですが!!!
ぶっちゃけ、これでは足りません(T_T)
しかも公文の国語を始めて暫くすると
「算数もやりたい!!」と言い出して、まずはトライアルで算数も毎日10枚追加で。
1日40枚、、、T^T
まだ出来そうですが、1日あたりはこのくらいでおさえています。
というわけで、公文開始2ヶ月で
国語6A→4A
算数5A→5A(国語より遅れて始めた為)という所です。
教材も絵が多くカラーなので、
まだ勉強感をあまり感じないのか本当に楽しそうにこなしています。
知的障害はないので、頭の中はクリアですがコミュニケーションは苦手そうなので、勉強で力を付けて自信を補って欲しいです。
そんなルイージを見て私が密かに心配しているのは、、、
じきにルイージがマリオを抜かすだろう、という事。
これぞ公文!
「学年を超えて」とは、まさにこの事!!
きっとルイージは学年を超えて行ける。
だがしかし!!
我が家には自己肯定感が底辺レベルの兄・マリオがいる。
マリオのメンタルをどのようにケアしていくのかが目下の課題。
発達障害児、2人を抱える難しさ〜、、、
とかツラツラ書いて行きたいですが、
弟が兄を抜かす、下の子が上の子を抜かすなんて公文では日常茶飯事ですよね。
きっと世の中の下剋上を経験する良い機会だと思います。
マリオもルイージも、
公文スタートから今まで(マリオ編)
2020年の秋から公文に通い始めた我が家の息子達。(兄→マリオ 弟→ルイージ)
今回は兄・マリオの今までの進捗状況を書いていこうと思います。
マリオは小学1年生。
公立小学校の普通級に通っています。
学校の宿題もあるので、
1日にする公文は算数10枚、ズンズン10枚の計20枚です。
(小学1年なのにズンズンをやりたいと懇願した自閉症スペクトラム男子)
公文の初回に行われる入会テスト?では60問中間違いは3問と、出来は悪くなかったのですが先生の計らいで
「楽しく出来る所から始めましょう!」と言って下さり5Aスタート。
もちろん公文の先生にもマリオが自閉っ子であることはお話してあります。
因みに5Aの算数ってこんな感じです。
カラフルで可愛い動物達が織りなす数字の世界を存分に楽しみ、
トントン進んで現在(2020年12月)は3A190あたりをやっています。
短くまとめると公文開始2ヶ月で
算数5A→3Aになったという所です。
集中力がなく、
視覚優位ですぐに他のものに興味をもっていかれてしまうので日々の宿題だけでアップアップしています。
でもこの2ヶ月間、1日も宿題をしなかった日はありません。
すごく頑張っていると思います。(私が)
マリオの場合は、
公文の王道?とされている「学年を超えた学習」は望んでいません。(キッパリ)
公文に求めている事はズバリっっっ!!
そう、
集中力!!!!!!!!
もう、これに尽きる。
これだけでいいのです!!!!!
マリオのゴールは、ここなのです。
しかし先日、マリオに
マ「ねぇママ、公文っていつ終わる(辞められる)の?」
と聞かれて
私「えっっ?Pとか、Qぐらいじゃない?(←動揺が隠しきれずに曖昧な返答)大学生がやるような研究教材っていうのがあるからそこまでいったら辞められるよ」
と答えてみました。
マリオは「ふーん」というくらいで詮索はしてきませんでしたが、今3Aの自閉っ子が集中力をつけ、どこまで伸びていけるのか、少しだけ可能性を見たい気もしています。
今はとにかく計算問題の耐性を付けるべく、毎日の宿題をしっかりやるようにしています。
私がマリオを公文をする中で工夫してきたことなども、これから少しずつ紹介していきたいと思います。
以上、マリオ編でした。